LEVEL1では仮想通貨について簡単に説明しましたが、本当に信用して使っていっていいのかは疑問なはずです。
こちらでは仮想通貨(ビットコイン)の安全性や危険性、メリットデメリットについて説明していきます。
より理解を深めていきましょう。
仮想通貨とは?電子マネーとの違いや代表的な通貨について【Level1】
仮想通貨(ビットコイン)のメリットや安全性
ドルや円などの通貨の取引には銀行などを仲介する必要がありますよね。
しかしビットコインの場合、個人間で直接やりとりが可能で、
ネット上にも関わらず、直接財布からお金を出して支払う感覚で使用できるということです。
仲介する国や企業が存在しないということは、手数料も基本的に払う必要がありません。
銀行では少額の送金でも216円など一定の手数料が必要でしたが、
2者間での直接送金によってこれがなくなるのは、かなりのメリットだと言えます。
銀行などを経由しないということは手続きや決済などの制約がかからず、より自由な金銭のやり取りが可能になります。
さらにいうと世界中で1つの通貨が使用できるということになります。
これは未来の世界の在り方としてかなり理想的ですよね。
これからビットコインを始めとした仮想通貨の概念がより広まって決済可能な店舗などが増えることで、
より信頼されて定着していく可能性が極めて高いと言えます。
なぜなら、『世界全体の進むべき道として未来を見据えたときに、「そっちの方が便利でいいから」』です。
仮想通貨(ビットコイン)のデメリットや危険性
ビットコインが通貨として成り立つには、
「個人間でお互いがビットコインを信頼し、支払いを受け付ける事」が必要です。
ビットコインという通貨が通じる間柄でなければ、決済はできないということですね。
たとえ30万円の価値があるとされるビットコインでも、
価値を分からない人にとっては「100円ですら要らない」といったことになるので。
ですがちゃんと理解を深めていけば、30万円の価値があるということを認識できます。
2017年時点ではまだまだ、ビットコイン=怪しいという風に思う人も多いです。
しかし、実際に使える店舗などが増えてくれば、この部分にはいずれ必ず解消されるでしょう。
通貨として法案で認定された
2016年2月に、日本においても仮想通貨に対する法案が閣議決定されました。
つまり「ビットコインが貨幣として認定された」ということになります。
これによってより信頼できるようになった上、これからさらに認知されていけば
需要=価値は自ずと上がっていくものだと考えられます。
円天などの詐欺通貨とごっちゃになっている人もいるようですが、
円天などとはワケが違う、本物の通貨です。
とにかく便利で世界中を繋ぐために必要な通貨だと思いますので、
未来のスタンダードな通貨になる可能性が非常に高いですね。
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主要仮想通貨「ビットコイン(BTC)」とは?誰が作った?価値の変遷について【Level3】