最初の段階で手を出した人は、先行者利益で1000万円という収益を獲得した人も。
そんなビッグドリームのある「LINEスタンプで稼ぐ方法」ですが、2016年現在はまだ稼げるんでしょうか?
LINEスタンプで大金を稼いだ人
1000万円やそれに準ずる利益を出すことができた人は、スタンプが市場にまだ100〜500個という競合の少ない状況での達成でした。
しかし2016年現在のLINEスタンプの数は、100000個以上!
多数のライバルがひしめきあう巨大市場となっています。
LINEスタンプの収益率
仮に120円で売りに出した場合は、手元に入るのが30円ほど。
スタンプ販売の利益率でいうと、25%ほどですね。
ただしそこからさらに、源泉所得税10%、復興特別所得税2.1%、振込手数料540円がひかれます。
やっと100件売って3000円入っても、そこから手数料など色々引かれて2000円ちょっとになってしまうのは悲しいですね。
LINEスタンプを買う人
お金を出してLINEスタンプを買う人は、だいたい全体ユーザーの2割前後だと言います。
しかしLINEの利用者の数は日本だけでも半端じゃないので、お客さんの数は十分に存在します。
とはいえ問題なのは、ほとんどの人はランキングなどしか見ないので、せっかく作ったスタンプがほとんど目につかないという点です。
LINEスタンプの審査の厳しさ
どんなスタンプでも承認するわけにはいかないので、当然審査があります。
これに通らないと、誰の目にも触れることがないわけですね。
この審査がなかなか厳しいようです。
実に多くのNG規約があるようなのでこちらも合わせて調べておきましょう。
<審査に落ちるもの>
- 小さすぎる
- 透過処理されてない
- 性的表現
- 似たようなものが2つある など
まとめ
散々厳しい実情を投げかけてはいきましたが、「それでも作りたい、作ってみたい!」という方は一度、採算度外視でやってみるとよいでしょう。
先行者利益はほぼなく、既に荒らされ尽くした市場とも言えますが、それでも多くの人が気に入るコンテンツ・クオリティで作れればまったく売れないわけではないです。
まったくダメなものは自分や周りの人含めても、せいぜい50個うって収益1500円程度。
しかしある程度気に入られれば、継続的に月100個販売(月3000円前後)とかなら全然狙えるかと。もっとも、人気ランキングに入るくらいのものを作れれば、合計で数億稼ぐようなスタンプも存在するわけです。まさにビッグドリーム!
P.S. LINEスタンプの作り方
LINEスタンプの作り方はくわしくはLINEクリエイターズマーケット。自分でイラストが作れなくても、クラウドワークスなどの外注サービスでお願いすることもできますので、諦めることはないですよ。(下手だからこそ味のあるスタンプもあるわけですw)
作らなければ現状のまま。しかし1度でも作れば経験やネタにもなりますね。