こちらでは、作詞・作曲で稼ぐ方法について書いていきます。
その前に印税についてサクっと知識を深めておきましょう!
印税の4つの仕組み
1.アーティスト印税
アーティスト印税は、グループなどに所属している人に入る印税です。
CDやグッズなどの売り上げの約1〜5パーセントをメンバーの数で分配します。
ベテランになるほどパーセンテージも上がっていく傾向にあります。
2.著作権印税(著作権使用料)
音楽出版社(50%)・作詞者(25%)・作曲者(25%)が一般的な区分です。
また、そのうちの6%がJASRACに支払われます。
3.カラオケ印税
カラオケで1回歌われるたびに約2円ほどが作詞・作曲者に入ります。
作詞・作曲者が別の場合は50%ずつが一般的ですね。
仮に1日に平均で10000回その曲が歌われるとしたら、1日に入ってくる金額は20000円です。
全国レベルで考えれば、カラオケランキング上位に入ってる曲なら全然、現実的な数字です!
4.楽曲・PV配信印税
代表的なのは、iTune・Youtubeなどですね。
youtubeでしたら、仮に100万再生される曲をあげたとすれば、1PV=0.1円と仮定すると10万円です。
(2017年現在のYoutube1PV単価は少し下がって、0.05円前後と言われています。)
100万再生される動画が作れるのであれば、ライブ集客やグッズなどでも稼いでいくことができますね。
iTunesで配信するには、Tunecore Japanなどを経由します。
こちらはシングル曲の場合、1年間1410円を利用料として支払う必要がありますが、なんと利益率100%で売ることができます。
1曲150円で売った場合、1000回ダウンロードされれば150000-1410円=148590円が利益となる計算になりますね。
これはかなり魅力的です!
作詞作曲で稼ぐ方法
作詞・作曲で稼ぐ方法ですが、
一般的には、自らバンドを組み、作詞・作曲した曲をCDや配信曲として売り出すのが王道です。
しかしバンドを組む方法が全てではありません。
ネットでの活動に絞るのであれば、ボカロ曲などを作っている人は、
それが売れればカラオケとなって印税などが稼げます。
(とはいえボカロ曲を作る方はマルチプレイヤーが多いので、作曲する人は作詞もするケースが多いです。)
仮に作詞だけ募集するにしても、コンペ形式などで初心者は見向きもされないケースが残念ながら多いですね。
ですから、自分がバンドに所属せずに作詞・作曲で稼ぐ場合、
まずは「人脈作り」や「実績作り」をしていく必要がありますね。
もしもバンドマンなどに知り合いがいて、自らの詩や曲を提供できるのであれば、
楽曲が売れることで印税をもらえます。
(必ず提供する段階で、印税の取り決めはしましょう!)
また、事務所に入ったり、自分自身を売ってから作詞や作曲をやることで付加価値がつき、
結果として売れるケースもよくあります。
とにかく自分で歌わない場合は、「人に歌っていただく」ということは避けて通れませんから、
人との繋がりは非常に大事になります。
自分自身が魅力的で、コンテンツとしての作曲や作詞も素晴らしければ、喜んで歌ってもらえるでしょう。
まとめ
そもそも作詞作曲は、圧倒的に数をこなしていくしかありません。
そこは大前提です!(姿勢として重要)
確かにいいものは一発で売れますが、運や売り方や、おもしろさ、PVなどの付加要素も非常に大事です。
「たとえ売れなくても好きだから、一生続ける。」
人を感動させる仕事ですから、それくらいの使命や覚悟を持って、作詞作曲と向き合っていくのが良さそうです。
▼コラボやコンペ・オーディション情報
今はすごい時代で、ネットのアウトソーシングサービスを使って
作詞や作曲・編曲ができず困ってる人に自分の特技を売ることができます。
その代表的なサービスが、
モノを売らないフリーマーケット【ココナラ】です。
ココナラであれば「作詞手伝います」とか「仮歌録ります」といった
サービスを気軽に自分1人で販売することができ、
そこに需要があるため、実際に売れていきます。
『ありがとうございます、助かりました!』と言ってもらえて
お金も稼げるので、非常に魅力的なサービスですね。